こどもの発達に合わせて、「折る」が練習できる折り紙

図画工作の描く、貼る、などの基本動作。この動作に難しさを感じているこどもが増えています。こどもが「つくる」場面で感じている困難をサポートする、まったく新しい折り紙『だれでもかんたんおりがみ』が完成しました。「分かりやすい」「見通しがたつ」「スモールステップ(段階的)」で「折る」練習が効果的にできるので、こどもの「できた! 」という成功体験と「もっとやってみたい! 」という自信を育みます。

紙を「折る」むずかしさをサポート

紙を「折る」という動作は、目と手を協調させる力、形を認識する力が必要となる実は高度な動作です。発達の途中段階にいる小さなこどもや、発達が気になるこどもにとっては難しい動作のひとつでもあります。「折る」のが苦手なこどもに、ただやみくもに紙を何回も折らせてもすぐに上手に折れるようになるのは難しく、逆にストレスを感じてしまうことも…。

 

当サイトのコラム「発達のイッポ」でも「折る」ために必要なサポートを紹介していますが、さらに「折る」が効果的に練習できるものはないかと考えました。そこで、発達の専門家である筑波大学附属大塚特別支援学校の安部博志先生と㈱東京リハビリテーションサービス、ズッコファミリアが『だれでもかんたんおりがみ』を共同開発しました。こどもはもちろん、こどもをサポートする保護者もつかいやすいようと考えられたまったく新しい折り紙です。

『だれでもかんたんおりがみ』には大きな特徴が3つあります。 まず、折る順番を分かりやすく工夫しました。折り紙一枚一枚に、折る順番と折り線が同じ色で印刷されています。そのため、どの部分を折るのかがイメージしやすくなっています。また、折る順番同士(同じ数字)を合わせて折れば、自然と折り線の位置で折れるようになっているのも大きなポイントです。

そして、折り紙にはそれぞれ、ミシン目加工、折りすじ加工、折り線印刷といった異なる加工が施されていて、発達に合わせて段階的かつ効果的に「折る」練習ができます。


 

最後に、「次は何をすればいいのか」という見通しがたてやすいよう、説明書では、完成形と折り方の説明が対になって見られます。説明文は文節を区切って表記しているので、文章が読みにくいこどもでも読みやすいよう工夫しました。記載されている折り順は、折り紙に印刷されている折り順と同じ色になっているので、数字が読めない小さなこどもでも、色でどう折ればよいかが分かるようになっています。

 

「折る」ことは、工作など「つくる」ために必要であると同時に、生活の基本的な動作である「ボタンを留める」「洋服をたたむ」「ペットボトルのキャップの開け閉め」などにも深くかかわっている動きです。「折る」ことができるようになると、できる動作が増え、「これもできるかも!」「やってみたい!」というこどもの自信とやる気、そしてクリエイティビティにつながります。

INFORMATION

「だれでもかんたんおりがみ」

サイズ:150㎜×150

内容:折り紙45枚セット(どうぶつの種類 ねこ3色、うさぎ3色、とり3)

各どうぶつに ミシン目折り紙各5枚、折りすじ折り紙各5枚、折り線印刷各5枚をセット

付属品:説明書

監修:筑波大学附属大塚特別支援学校 安部博志教諭、株式会社東京リハビリテーションサービス

企画・販売:株式会社美術出版エデュケーショナル

価格:720+

ISBN:978-4-938242-50-3

販売場所:全国の書店 850店舗にて販売

(紀伊国屋、三省堂、丸善、ブックファースト 等)

教育書、育児書、児童書売り場などで展開

購入はARTLOCOショップでも可能です

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写真・文/ズッコファミリア編集部

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